クイズで学ぶ世界遺産

クイズを通して世界遺産について学ぼう

No.5 ハロウィン発祥 アイルランドの世界遺産

こんにちは!

日本、海外問わず旅行に行くのが趣味の

世界遺産検定2級のモアイです!

このブログでは

 『クイズで学ぶ!世界遺産

テーマにみなさんの旅行のタネを

まいていきます✈

 

今回は、『ハロウィン』を記念して

ハロウィン発祥の

アイルランド世界遺産へLet's go!

 

※ハロウィンの発祥は、ケルト人で、正確には、イギリスとアイルランドのようです。

詳しくは概要欄から↓

ハロウィン - Wikipedia

 

アイルランド世界遺産編~

アイルランド世界遺産はいくつあるか知っていますか?

答えは2つです。(2019/11/02現在)

それでは、始めましょう!

 

【Q1】

まずはこちらをご覧ください。

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 ここは、アイルランド東部に位置する世界遺産ブルー・ナ・ボーニャ ボイン渓谷の遺跡群』です。ここは、紀元前3000年ごろに建造されたアイルランド最大の先史遺跡といわれています。

中でも、1962年に発見されたニューグレンジの大型石室墓は、特別な現象が起こる場所として知られており、1年に1度、1筋の太陽の光がニューグレンジ遺跡の中心部まで入り込む時があるそうです。

ここで問題です。それは1年のうちいつでしょう?

 

①“日本では仮装の日” 『ハロウィンの日

②“1年の始まり” 『元日

③“最も昼が長い日” 『夏至

④“最も昼が短い日” 『冬至

 

 

答えは下にスクロール....

kawabatarian_europe

↑ここから入った『ひかり』がずっと続く...

 

紀元前3000年ってどれくらい?

年代 偉人 内容
B.C.500頃 ピタゴラス 三平方の定理
B.C.1360頃 ツタンカーメン 古代エジプト
B.C.1770頃 ハンムラビ 目には目を
B.C.2570頃 クフ王 ピラミッド
B.C.3000頃 ブルー・ナ・ボーニャ 

 めちゃめちゃ昔ですね。

 

 

 

 

 

 

   正解 ④“最も昼が短い日” 『冬至

 【解説】

正解は冬至です。冬至の日の出の十数分間だけ日の光が遺跡の開口部から一直線に光が延びまっすぐ中央墓室を照らすそうです。ニューグレンジをつくった古代の人々は天体の動きを観察しながら、このような驚くべき構造をつくりあげたんですね。

ちなみにブルー・ナ・ボーニャには沢山の遺跡があり中でも、世界的にも有名な遺跡『ニューグレンジ』や『ノウス』、『ドウス』の三つが見所となっています。その他にも40以上の古墳があり、土器などが出土しています。

 

【世界遺産】ブルー・ナ・ボーニャの古代の遺跡でアイルランド先史の歴史を振り返る - おすすめ旅行を探すならトラベルブック(TravelBook)

 

【Q2】

まずはこちらの写真をご覧ください。

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これは、大西洋に浮かぶ秘境の世界遺産スケリッグ・マイケル』です。現地のことばで、『“大天使”ミカエルの岩』を意味しており、スケリッグ・マイケル島にある修道院跡は、ヨーロッパに現存する最古の修道院の面影を残している貴重な遺産となっています。

この素晴らしい景観からある映画の撮影にも使われました。果たして、その映画とは次のうちどれ?

 

①『スター・ウォーズ』シリーズ

②『ターミネーター』シリーズ

③『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズ

④『ハリー・ポッター』シリーズ

 

答えは下にスクロール....

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いや、壮大ですね。

ニシツノメドリ

 間近に、ニシツノメドリをはじめとする様々な鳥を見ることができます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 正解 ①『スター・ウォーズ』シリーズ

 【解説】

スター・ウォーズ/フォースの覚醒』でルーク・スカイウォーカーが隠棲していた島として使われました。この絶海の孤島に修道院が建造された聖堂は、石を漆喰で積み上げられており、1000年以上も壊れない住居、個性派住居のひとつとして貴重な遺産となっています。

10世紀から11世紀には聖ミカエルを守護聖人としてまつる聖堂が建てられましたが、12世紀には閉鎖され、現在は無人島となっています。ケルトキリスト教の遺産として、今は巡礼地として認められています。眺めが綺麗で、修道院がある山頂まではとても良い散歩になるそうです。

 

 【世界遺産】シュケリッグ・ヴィヒルは、北大西洋アイルランドの絶景の孤島 - おすすめ旅行を探すならトラベルブック(TravelBook)

 

【Q3】

アイルランド世界遺産は2つなので、ここからは『未来の世界遺産』としていくつかの観光地のクイズへ突入します。

まずはこちらの写真をご覧ください。

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ここは、アイルランドの中世の面影を強く残す『“タワーキャッスル” ブラーニー城』です。このタワーの上にある『ブラーニーストーン』と呼ばれる石にはある伝説がありますが、それは、次のうち、どれ?

 

①さわると病気が治る

②祈ると運気が高まる

③声をかけると恋人が見つかる

④キスをすると口が達者になる

 

答えは下にスクロール....

 

ブラーニー城

↑近くにあるブラーニーハウス

 

 

 

 

 

 

 

 

正解 ④キスをすると口が達者になる

【解説】

ブラーニーストーン』にキスをすると雄弁(お喋り上手)になれるという言い伝えがあります。

 «言い伝えの由来»

昔々、このお城には『コーマック・マッカーシー』という方が住んでいましたが、あるとき、当時大きな力を持っていた『エリザベス女王』から、この城を明け渡すよう命じられたそうです。

 

巨大な力の前ではなすすべもない…と思いきや、彼は上手な嘘や褒め言葉を巧みに使って女王とうまく付き合い、自分のお城(領土)を守ることに成功しました。その功績から『ブラーニーストーンキスをするとコーマック・マッカーシーのように雄弁になれる』という言い伝えが生まれたそうです。

 

実際にこの石にキスをして雄弁になった人の中には、元英首相やスコットランドの有名コメディアンまで多くの著名人がおり、実際に効果があるのではないかともいわれています。 

「人前でも堂々と説得力のある言葉を巧みに使いこなせるようになりたい!!」

そんな方は、ぜひ『ブラーニー城』

ちなみに、英単語の『blarney(お世辞)』は、この城の名前から生まれたといわれています。

 

【Q4】

続いてこちらの写真をご覧ください。

トリニティ・カレッジ図書館

 ここはアイルランドの首都ダブリンにある図書館で、またもやスターウォーズ作品のモデルとなったそうです。ここは、大学構内にある図書館で、アイルランド最大規模を誇り、500万もの書籍が収蔵されているそうです。それでは、この素晴らしい図書館を創立した方は次のうち、だれでしょう?

 

①“幸福な王子”の著者『オスカー・ワイルド

②“イングランド王として初めてアイルランドに上陸”『ヘンリー2世

③“イギリスを強国へ”『エリザベス1世

④“アイルランド独立へ”『マイケル・コリンズ

 

答えは下にスクロール.... 

 

➀『オスカー・ワイルド』 アイスランド・ダブリンに銅像もあります。クリックすると新しいウィンドウで開きます

 

ヘンリー二世は、プランタジネット朝初代のイングランド王国の国王(在位:1154 - 1189年)

 

➂スペインの無敵艦隊を破ったり、カトリックプロテスタントの対立を治めたりイギリスを強国にした『エリザベス一世

クリックすると新しいウィンドウで開きます

 

アイスランドを独立に導きました。1996年には映画にもなりました

クリックすると新しいウィンドウで開きます

 

 

 

 

 

 

 

 

 

正解  ③“イギリスを強国へ”『エリザベス1世

 

【解説】

この図書館のある『ダブリン大学:トリニティ・カレッジ』は、アイルランドの首都ダブリンにある同国最古の大学であり、1592年、イングランド女王『エリザベス1世』によって創立されました。収蔵書籍は歴史的に貴重なものも多く、世界で最も美しい本と言われている聖書の手写本『ケルズの書』も収蔵されています。 

 

 【Q5】

続いて最後の問題は、少しアイルランドを飛び出して…

イギリス・北アイルランドにある唯一の世界遺産ジャイアンツ・コーズウェイ』についてです。

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ここは直訳すると、『巨人の石道』という意味になりますが、なぜこのような名前になったのでしょうか?

 

読売ジャイアンツが優勝パレードを行ったことから

“伝説の巨人”が作ったと言われているから

“たくさんの鉱物”を運ぶ道だったことが転じて

“大きい石”でできている道であるため

 

答えは下にスクロール....

 

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↑非常にきれいに整った石が並んでいます。

 

愛称がついている石もあるようです。

 

ジャイアンツ・オーガン

 

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切り立った柱の群れがパイプオルガンを思わせる

高さ12mもある、切り立った列柱群。

 

巨人の靴

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ブーツのように見える石。

 

他にもラクダのような形をした岩『キャメル』や、老婆のような岩『ラニー』など見どころが点在しています。

 

 

 

 

正解 ➁“伝説の巨人”が作ったと言われているから

【解説】

アイルランドの伝説の巨人『フィン・マックール』がこれらの石柱群を造ったという伝説からきています。伝説ではフィン・マックールは、対岸のスコットランドに住む巨人『ベナンドナー』と戦いに行くためだとか、スコットランド北西のヘブリディーズ諸島に住む巨人の女性をし、彼女がアイルランドに渡れるようにするためだとか、さまざまな説が語り継がれています。

このようにロマンあふれる伝説が語られる『ジャイアンツ・コーズウェー』ですが、地質学的には今から約5000万年~6000万年前に起きた火山活動により流出した溶岩が冷えて固まり、割れ目が生じたことにより形成されたものです。

火山活動で生まれた4万もの石柱群が連なる地域で、正六角形の石柱が海岸一帯を埋め尽くし、その距離は全長8キロにも及びます。

  

 

最後までブログを読んでいただき、

ありがとうございます。

今回は

アイルランド世界遺産

学んできました。

ぜひ、1度訪れてみてください。

百聞は一見に如かずですから....

 

アイルランドへの観光はこちら↓

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アイルランド共和国は、ヨーロッパの中で最も凶悪犯罪が少なく、治安のよい国と言われています。